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立川談志の落語

立川談志の落語を何回か寄席で聞いたことはありました。

昨日、BShiで10時間かけて立川談志を取り上げいていました。全て見たわけではありませんが、トータル5時間ほど見ました。この中で幾つか感じたことを取り上げると、一つは落語に対する思いのすごさ、二つ目は芸人とは何か、自分はどう生きるのかなどに対しての考え方でした。

昔のNHKの番組で、ある老女で画家である方が、若い方に絵を教えているところが出ていました。
その時に、その画家は若い方に書いている絵を見て、すぐに言った言葉は「あなた、何に感動してこの絵を描いているんですか?」この言葉が、今でもさっき言われたように聞こえてくるのです。このことが昨日の立川談志と重なってくるのです。

談志のすごさは落語家として、全ての日常に感動し、全ての思いをぶつけていることです。こんなことを普通の人が続けていたら気が狂うのでないか?と余計なことを考えてしまいます。どこに居ても話している自分と、聞いている自分が居て、その双方がキャッチボールをして常に自分を問うていました。
こんな姿勢が、飛びぬけた芸人や芸術家には、(建築家として仕事をしている自分も含めて)必要な事を感じながらTVを見ていました。

「ああ」自分はここまでいくにはまだまだ時間と修行が足りないか?と考えつつ眠りについてしまいました。
  1. 2008/03/10(月) 10:17:51 |
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