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暑気払いの泥鰌

暑気払いの泥鰌

今年は9月になってもまだまだ暑い日が続いています。

今、6.1倍、突然ラジオがこんな数字をいいました。が、皆さんは何だと考えますか?
これは最近の住宅取得費用が年収の6.1倍になってしまった、と報じました。

これは今書こうかと、思ったこととはかなりかけ離れた内容ですが、この設計という仕事をしている限り避けては通れない数字です。今までは年収の5.0倍ぐらいが良いところでしたが、こういう数字もどんどん跳ね上がっていくのでしょうか?

誰がこのような数字をもたらしているのでしょうか。不動産か、建設か、ディベロッパーか、はたまた姉歯を生み出した設計業界か?全て関係する業界なのか?あまり高くなって、住宅を必要とする庶民に、このような状況を押し付けることは考えなければいけません。

一ついえることは土地が高くなっていることは間違いありません。ファンドとやらの買い込みなど、土地を投機の対象としてしか、考えていない人々が世界には多くいるようです。世界は金余りの傾向を示しているのでしょうか?

実際のところ我々は、少しも金余りなど考えられない状況です。どうも、大手の会社は大変だと言いながら決算では結構利益を出しています。そうすると、投資家やその他そのような方々の所へより利益が流れるようになってしまったのでしょうか。

前竹中大臣の言うところの、強い者が生き残る世界が本当に良いのか?次にある衆議員の選挙では、我々庶民はその方向をきちっと示してくれる議員さんに向かって、表現するしか無いような気がします。心して投票することにしましょう。折から自民党の総裁であり、国の首相での福田首相も1年持たずに辞職してしまいました。

この国は一体何処に向かって進むつもりでしょうか?一国の宰相は国民に解りやすく示して政策を実行して欲しいものです。


政治の話は言い出したらきりが無く出てまいります。この話は此の位にして、暑気払いの泥鰌は何処に行ってしまったのか?と言う声が聞こえてきそうです。

昨日は都営新宿線の森下を下りて5分ほどの処で、清澄通りに面してお店があります。普段から気の置けない友人達6人で、暑気払いと称して泥鰌を頂くことにしました。

この森下界隈には結構古いお店が多く、老舗を探して歩くには面白いところです。私はこの近くにマンションを二件ほど設計したことがあり、偶然といってはなんですが、たまたま少し詳しく知っています。

馬刺しを食べさせる「さくらや」、など何となく江戸の風情を感じさせる場所でもあります。話は元に戻ってここの泥鰌は出てくる時には生の開き状態になっています。とても食べやすく出来ています。

また、まるといって骨付きの泥鰌もあります。これもナカナカおいしく頂きました。食べ物に卑しい私は何を頂いても美味しいのですが。泥鰌の後の食事は白いご飯と、なめこの味噌汁がお薦めです。

お店の宣伝をしている訳ではありませんのであしからず。暇と、時間と、懐が豊かな時に、行って見るのも良いかもしれません。それからお店の風情が和風でナカナカ良いと思います。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2008/09/04(木) 17:49:12 |
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