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姉歯問題のとばっちり

姉歯問題のとばっちり
姉歯が残した問題点を改良するとかで、この建築設計界には昨年から建築士法の改正や、建築基準法の改正が大きくなされてきました。この為、建築界は大きな打撃を受けて建設量の減少や、建設会社の倒産など数知れ無いほど起きています。

基準法作成側は唯、士法を厳しくしたり、基準法を厳格化するなどと言って書類や業務を複雑化させています。このために設計者の業務量は各段に増え、多くの設計者はその全てを価格に転嫁することは出来ません。このために構造設計に関しては足りなくなっています。

さらに、このたび一級建築士以外に、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士なる制度を作り、各分野の専門化を図るのだそうです。この改正のためにとばっちりを受けた我々は、設備設計一級建築士なる資格を受ける羽目になりました。

ナカナカ人生を半分以上生きた人間には、新たに国家資格を受けるなど体力的にも、記憶力的にもかなり負担になります。この資格はまづ、3日間朝から夜まで狭い講義室に缶詰になりながら、これはエコノミー症候群になりそうな講義でした。これを受けた者だけが受験資格が出るのです。

その前に一級建築士であることと5年以上の経験、又、大きな建物の設備設計5年以上に渡って係わっていたことが条件になります。ですから、30万人以上いる一級建築士でもこの資格を受けられる人は数多くいません。

ちなみにこの度受ける資格のある方は、約3.000人程度になったようです。さらに試験で落とされるので日本中で最終的に1.500人位になるのでしょうか?解りません。いづれにせよ、この資格が出来たことで、ある意味で資格のエリート集団として認めていただけるととすると、それはそれで良いのかも知れません。

いづれにせよ、このことで誰が得をするか発注者、もしくは本人達、どうもそうでは無さそうです。穿った見方をすれば、これを取り仕切る某団体かもしれません。新たな金づるとして何たら教育センターなどかも知れません。我々一人ひとりではいかんとも出来るようなことではありません。

昨日TVの特集を見ていたら、中国で環境汚染がすごく、取り締まりの現場を報道していました。
つい、この間までは企業は国営であった企業が、あるとき民間になり環境対策の設備投資を出来ずに、汚染物質を垂れ流しにしていた所を、国の環境Gメンに見つかりその企業は操業停止になっていました。

この場面と日本のこの偽装建築問題と重なり、あまり良い気持ちには慣れませんでした。
しかしながら、非力な我々では御上に従うしかありません?????
  1. 2008/07/14(月) 09:37:30 |
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