家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その5」
家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その5」
何処の誰に設計や工事を依頼すれば良いか?
このテーマで更新しないまま多くの日々が過ぎてしまいました。
最近は多くのハウスメーカーが倒産しています。
お金を一括払いした挙句に何も工事せず、倒産してしまうなどカナリ悪質な業者が横行しています。
こんなことに皆さんは関りたくはないと思うのですが、如何でしょうか?
実際には出来もしない工事費「坪25万円」をTVなどの媒体で広告し、集客し挙句の果てに、何も工事をすることなく倒産してしてしまった。
こんな風になってしまったらもうどうしようもないです。
こうならない為の方策を考えて見ましょう。
設計を何処の誰に依頼するのか?
このことが上記の問題を避ける為に大きく影響してくるのです。
基本的に現在の物価状況で、坪25万円などと言うキャッチフレーズに、まづ惑わされないことです。
今現在坪45万円以下では難しいと言う認識を持った上で、
工事費の予定をされる事が肝要です。
それから設計料も必ず必要です。ハウスメーカー・工務店に限らず同じことが言えます。
設計事務所への依頼は大よそ、住宅工事費の10%が標準的な費用でしょう。多少の多寡はあるでしょうがこの位は用意されておきましょう。
それよりも高額の場合は交渉と確認をして下さい。
では、ハウスメーカー・工務店などはどうでしょうか?
時には設計費用は要りませんとか、言われる事もあるでしょうが必ずどこかに含まれていると思っておくことが必要です。
外注として専門の設計事務所などを抱えていますので、それなりの費用が生じているはずです。
ではどの程度なのか、大よそ3%から5%は外注費として入っています。
では設計事務所に直接依頼しても、その程度にする事が出来そうだと考えがちですが、それは大きく違います。
なぜか、直接の依頼する場合、その設計責任はその設計事務所が負うことになります。
ハウスメーカーなどの場合はメーカーが負うことになります。
責任の所在は大きな工事全体に対するリスクです。ここには費用がかかります。
リスク以外に何かかかるのか。
普通、設計する行為は何処に依頼しても同じかと言うと、
これはまったく違うと言わなければなりません。
設計事務所を知らない方にとっては何が異なる点か、どうしても説明をしておく必要があるようです。
基本的に設計事務所のあり方が問われることにもなります。
まず、依頼しようとしている設計事務所が、ハウスメーカーや工務店などの下請けなどで経営している事務所なのか。
それとも、多くの設計を直接依頼者から発注を受け仕事をしているところなのか。
其処をよく尋ねておく必要があります。
設計者の姿勢が一番現れるところです。
多少仕事が少なくても、全てを自身の作品として誇りを持っているかが出てくるからです。
誇りが無ければ全てに負けてしまいます。
今日はちょっと長くなりすぎてしまいました。
この続き次回に致します。
何処の誰に設計や工事を依頼すれば良いか?
このテーマで更新しないまま多くの日々が過ぎてしまいました。
最近は多くのハウスメーカーが倒産しています。
お金を一括払いした挙句に何も工事せず、倒産してしまうなどカナリ悪質な業者が横行しています。
こんなことに皆さんは関りたくはないと思うのですが、如何でしょうか?
実際には出来もしない工事費「坪25万円」をTVなどの媒体で広告し、集客し挙句の果てに、何も工事をすることなく倒産してしてしまった。
こんな風になってしまったらもうどうしようもないです。
こうならない為の方策を考えて見ましょう。
設計を何処の誰に依頼するのか?
このことが上記の問題を避ける為に大きく影響してくるのです。
基本的に現在の物価状況で、坪25万円などと言うキャッチフレーズに、まづ惑わされないことです。
今現在坪45万円以下では難しいと言う認識を持った上で、
工事費の予定をされる事が肝要です。
それから設計料も必ず必要です。ハウスメーカー・工務店に限らず同じことが言えます。
設計事務所への依頼は大よそ、住宅工事費の10%が標準的な費用でしょう。多少の多寡はあるでしょうがこの位は用意されておきましょう。
それよりも高額の場合は交渉と確認をして下さい。
では、ハウスメーカー・工務店などはどうでしょうか?
時には設計費用は要りませんとか、言われる事もあるでしょうが必ずどこかに含まれていると思っておくことが必要です。
外注として専門の設計事務所などを抱えていますので、それなりの費用が生じているはずです。
ではどの程度なのか、大よそ3%から5%は外注費として入っています。
では設計事務所に直接依頼しても、その程度にする事が出来そうだと考えがちですが、それは大きく違います。
なぜか、直接の依頼する場合、その設計責任はその設計事務所が負うことになります。
ハウスメーカーなどの場合はメーカーが負うことになります。
責任の所在は大きな工事全体に対するリスクです。ここには費用がかかります。
リスク以外に何かかかるのか。
普通、設計する行為は何処に依頼しても同じかと言うと、
これはまったく違うと言わなければなりません。
設計事務所を知らない方にとっては何が異なる点か、どうしても説明をしておく必要があるようです。
基本的に設計事務所のあり方が問われることにもなります。
まず、依頼しようとしている設計事務所が、ハウスメーカーや工務店などの下請けなどで経営している事務所なのか。
それとも、多くの設計を直接依頼者から発注を受け仕事をしているところなのか。
其処をよく尋ねておく必要があります。
設計者の姿勢が一番現れるところです。
多少仕事が少なくても、全てを自身の作品として誇りを持っているかが出てくるからです。
誇りが無ければ全てに負けてしまいます。
今日はちょっと長くなりすぎてしまいました。
この続き次回に致します。
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家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その4」
家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その4」
暫くコラムの更新が進んでいませんでした。
特別何かがあった訳ではないのですが、文章を書く気になれず眺めるだけの日々を過ごして居ました。
さて、前回までに書いた事を整理してみましょう。
1.知り合いの工務店に依頼する。
2.知り合いのハウスメーカーに依頼する。
3.知り合いの設計事務所に依頼する。
4.住宅展示場で気に入ったメーカーに依頼する。
5.TVコマーシャルで見たメーカーに依頼する。
6.インターネットサイトの設計コンペで依頼する。
7.その他
どのルートで行くのが、皆さんにとってベストなルートとなるのか?
少し考えて見ましょう。
我々設計事務所を運営している者にとっては、3のルートが最も望ましい方法である事は間違いありません。しかし世の中そんなに甘くはありません。
そこで信頼の於ける知り合いがいない場合の事を考えて見ましょう。
取り合えず、近くの住宅展示場の出向き資料や情報を手に入れます。
次にTVコマーシャルなどで見た会社のホームページ等にアクセスして情報を手に入れる。
まず此処で考えなければいけない事は、住宅の依頼者として整理をして置けなければいけない事が沢山あります。
それは、どんな家作りを目標にするかここのところが重要になります。
1.安ければ取り合えず良い
2.間取りが家族構成に合って居れば良い。
3.少しデザイン的にも良い物が欲しい。
4.デザインは絶対に良い物がj欲しい。
5.安くて、デザインが良い物が欲しい。
6.土地の形状が変わっているので、それに対応してくれるところが必要。
こんなところが目安になるのでしょうか、もちろん上記の全てを満たしてくれるところが最も良いのでしょうけれど。
さて、私共設計事務所なるものを少しここで知っていただく必要があります。
次回は設計事務所の利点や不利な点などをお話します。
暫くコラムの更新が進んでいませんでした。
特別何かがあった訳ではないのですが、文章を書く気になれず眺めるだけの日々を過ごして居ました。
さて、前回までに書いた事を整理してみましょう。
1.知り合いの工務店に依頼する。
2.知り合いのハウスメーカーに依頼する。
3.知り合いの設計事務所に依頼する。
4.住宅展示場で気に入ったメーカーに依頼する。
5.TVコマーシャルで見たメーカーに依頼する。
6.インターネットサイトの設計コンペで依頼する。
7.その他
どのルートで行くのが、皆さんにとってベストなルートとなるのか?
少し考えて見ましょう。
我々設計事務所を運営している者にとっては、3のルートが最も望ましい方法である事は間違いありません。しかし世の中そんなに甘くはありません。
そこで信頼の於ける知り合いがいない場合の事を考えて見ましょう。
取り合えず、近くの住宅展示場の出向き資料や情報を手に入れます。
次にTVコマーシャルなどで見た会社のホームページ等にアクセスして情報を手に入れる。
まず此処で考えなければいけない事は、住宅の依頼者として整理をして置けなければいけない事が沢山あります。
それは、どんな家作りを目標にするかここのところが重要になります。
1.安ければ取り合えず良い
2.間取りが家族構成に合って居れば良い。
3.少しデザイン的にも良い物が欲しい。
4.デザインは絶対に良い物がj欲しい。
5.安くて、デザインが良い物が欲しい。
6.土地の形状が変わっているので、それに対応してくれるところが必要。
こんなところが目安になるのでしょうか、もちろん上記の全てを満たしてくれるところが最も良いのでしょうけれど。
さて、私共設計事務所なるものを少しここで知っていただく必要があります。
次回は設計事務所の利点や不利な点などをお話します。
家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その2」
家つくりのこつ(言葉を知ろう) 「その2」
しばらく空いてしまいました。
今日は「その2」ということで、次の作業はどんなことをしなければいけないか考えて見ました。
さて、概ねの敷地に対する条件が分かったところで、これからは実際に調べた内容をもとに計画つくりを進めてゆかねば何も決まりません。
計画とは誰がどのようにするのでしょうか?
取り合えずはご自信で今度作る家に対して、基本方針を立てねばなりません。このことを基本計画と言います。実際の間取り(専門的には基本スケッチとか基本案とか言います)を考える前にご自信の家にはどのような空間(簡単には部屋)を必要としているのか?
このことは、これから関ってくる設計者(建築家)又は、時には図面を製作する人のことをこのように言います。これは貴方が直接依頼しなくても、結果的にそのような人の力を、借りなければ設計図は出来ません。
この時点で貴方は、どのような方法で御自分の家の計画を進めてゆくか決めなければなりません。
さーて、ここからが難しくなってきます。ハウスメーカーに直接依頼すのか、はたまた、工務店に依頼するのか、設計事務所なるものに依頼すのか?ここから大きく分かれて行きます。
今日はこの程度にして次回は誰に依頼すれば良いのか考えて見ます。
しばらく空いてしまいました。
今日は「その2」ということで、次の作業はどんなことをしなければいけないか考えて見ました。
さて、概ねの敷地に対する条件が分かったところで、これからは実際に調べた内容をもとに計画つくりを進めてゆかねば何も決まりません。
計画とは誰がどのようにするのでしょうか?
取り合えずはご自信で今度作る家に対して、基本方針を立てねばなりません。このことを基本計画と言います。実際の間取り(専門的には基本スケッチとか基本案とか言います)を考える前にご自信の家にはどのような空間(簡単には部屋)を必要としているのか?
このことは、これから関ってくる設計者(建築家)又は、時には図面を製作する人のことをこのように言います。これは貴方が直接依頼しなくても、結果的にそのような人の力を、借りなければ設計図は出来ません。
この時点で貴方は、どのような方法で御自分の家の計画を進めてゆくか決めなければなりません。
さーて、ここからが難しくなってきます。ハウスメーカーに直接依頼すのか、はたまた、工務店に依頼するのか、設計事務所なるものに依頼すのか?ここから大きく分かれて行きます。
今日はこの程度にして次回は誰に依頼すれば良いのか考えて見ます。
家つくりのこつ(言葉を知ろう)
家つくりのこつ(言葉を知ろう)
前に一度書いたことが有りますが、良い住宅を依頼する方法なるものですが、今度は建築や住宅を作る時に結構専門用語出てきて依頼者を困らせることが多々有るようです。
そこで今回は雑多な世間話を止めて、建築や住宅を依頼すると結構専門用語が沢山出てきて、依頼者を困惑させてしまいます。それを少しずつ書いて行きたいと思います。
まず皆さんが土地をお持ちで、其処に建て替えか新築することを考えると、第一にしなければいけない事はその土地に建築物が建つのか、又、どの程度の大きさまで建つ事が出来るのか?
これは、建築の第一歩です。こういった内容を何処で調べればよいのか?まづ、御自分のお住まいになる予定の市役所・区役所などに出向き、都市計画課等の部署がその内容について教えてくれます。
現在では多くの役所でも、インターネットでもある程度は確認できるようになって来ました。一般の方はこれである程度の情報が得ることが出来るようになりました。
都市計画課で所定の敷地に対する建蔽率・容積率(敷地をどれくらいの面積が建つか)。その他、防火地域・準防火・無指定(住宅密集地であるかどうか)。地域で用途地域なるものが有りますがその土地にどんな種類の建物が建てられるかなど幾つか条件が付けられていますので確認をすることです。
この様な作業を業界では現調(げんちょう)などと言います。これは敷地の条件などを現場に赴いて調べる事を言います。敷地を調査に行ったついでに、敷地の周辺や敷地の写真を撮って置きます。これは後々設計してゆく時に必要になってきます。
一番最初にしなければならない作業です。これを怠っておくと後で建築確認申請などに大きな影響が生じ思わぬ設計変更などが生じることが有ります。
今日はここまでにしておきます。通常の設計スケジュールに近い状態で説明をしてゆきたいと思います。
前に一度書いたことが有りますが、良い住宅を依頼する方法なるものですが、今度は建築や住宅を作る時に結構専門用語出てきて依頼者を困らせることが多々有るようです。
そこで今回は雑多な世間話を止めて、建築や住宅を依頼すると結構専門用語が沢山出てきて、依頼者を困惑させてしまいます。それを少しずつ書いて行きたいと思います。
まず皆さんが土地をお持ちで、其処に建て替えか新築することを考えると、第一にしなければいけない事はその土地に建築物が建つのか、又、どの程度の大きさまで建つ事が出来るのか?
これは、建築の第一歩です。こういった内容を何処で調べればよいのか?まづ、御自分のお住まいになる予定の市役所・区役所などに出向き、都市計画課等の部署がその内容について教えてくれます。
現在では多くの役所でも、インターネットでもある程度は確認できるようになって来ました。一般の方はこれである程度の情報が得ることが出来るようになりました。
都市計画課で所定の敷地に対する建蔽率・容積率(敷地をどれくらいの面積が建つか)。その他、防火地域・準防火・無指定(住宅密集地であるかどうか)。地域で用途地域なるものが有りますがその土地にどんな種類の建物が建てられるかなど幾つか条件が付けられていますので確認をすることです。
この様な作業を業界では現調(げんちょう)などと言います。これは敷地の条件などを現場に赴いて調べる事を言います。敷地を調査に行ったついでに、敷地の周辺や敷地の写真を撮って置きます。これは後々設計してゆく時に必要になってきます。
一番最初にしなければならない作業です。これを怠っておくと後で建築確認申請などに大きな影響が生じ思わぬ設計変更などが生じることが有ります。
今日はここまでにしておきます。通常の設計スケジュールに近い状態で説明をしてゆきたいと思います。
建築散歩 その2
建築散歩 その2
お約束ですから、その2を書きます。
建築散歩その2はかの有名な予備校俗に言う「代ゼミ」本校舎です。
代ゼミと言うだけあって、新宿と代々木のちょうど中間に、新しい土地を購入して超高層の本校舎を建設したわけです。そこを見に行きました。まずは外観と玄関の大きな庇を見てください。


玄関のガラスを張った庇です。薄い鉄の板を加工して、上にガラスを載せて約10mはありそうな庇を、支えています。雨樋もなく雨が降ると庇に入る時にぬれるのかな?

アプローチから上を見上げた写真です。何か中間に隙間があり外部になっているようです。外観は石貼りとガラスのカーテンウォールでシンプルなデザインになっています。あまり感動はないがすっきりしているところが良い点かな。

この写真は裏側に回って見たところです。

案内の看板を見たらこの建物は免震構造になっているようです。どうりで超高層の割には柱がやけに細いわけです。

中に入りエレベーターで上に上り、中間階の穴の開いたように見えたところまで行くことが出来ました。なにやら、ここから某有名大学を幾つか、見ることが出来るようになっているようです。
受験生のやる気をここで見つける場所のようです。何人かがここで勉強していました。

この建物の16階以上には、宿泊施設があるようでここから上層階には行けませんでした。
お金のある地方から来た受験生だけが入れるようです。でもこんなにまでして貰って、勉強なんかしたくないやと言い出しそうです。私なら・・・・・
お金のない親のひがみかな???
次に最近出来たばかりでまだ入居していない、ガラス張りの今風なビルを見つけたのでこいつも写真を外からパチリとさせて頂きました。

入居はしていないが少し暗くなってきたので自動的に明かりが灯るようになっています。もったいない!!!!
ま、路地が明るくなるから良いことにしよう。

玄関を見たところです。真っ白な空間で清潔そうです。タイルに花柄の模様が入っていました。ここでよく見てみたら、いたる所に今流行のLEDを使ったライティングがされていました。これは私も早晩使用してみたいライティング方法です。なぜなら省エネと長持ちでは今の器具に大きく勝っています。

裏に回って避難バルコニーを見ると、ここは少し構造的に無理をしているようでフラットバーで出来た床が少しヘナヘナしていました。面白いデザインは危険と隣り合わせのぎりぎりを求めます。よって少しはヘナヘナすることを許しますか?

玄関ホールを裏側から見たところです。デザインは北欧的で真っ白、これはこれで良いと思います。
実際にこの建物を使用してみないと解りませんが、ガラスが多いと云う事は、省エネにはつながり難いと思います。最近はこの様なビルデザインがいたる処で見ることが出来ます。このことはエネルギーの消費量を抑えることは出来ません。しかし今の時流にはあっているようです。
私が依頼されらどのようなデザインになる物か解りませんが??
今日はこの辺で終わります。
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お約束ですから、その2を書きます。
建築散歩その2はかの有名な予備校俗に言う「代ゼミ」本校舎です。
代ゼミと言うだけあって、新宿と代々木のちょうど中間に、新しい土地を購入して超高層の本校舎を建設したわけです。そこを見に行きました。まずは外観と玄関の大きな庇を見てください。


玄関のガラスを張った庇です。薄い鉄の板を加工して、上にガラスを載せて約10mはありそうな庇を、支えています。雨樋もなく雨が降ると庇に入る時にぬれるのかな?

アプローチから上を見上げた写真です。何か中間に隙間があり外部になっているようです。外観は石貼りとガラスのカーテンウォールでシンプルなデザインになっています。あまり感動はないがすっきりしているところが良い点かな。

この写真は裏側に回って見たところです。

案内の看板を見たらこの建物は免震構造になっているようです。どうりで超高層の割には柱がやけに細いわけです。

中に入りエレベーターで上に上り、中間階の穴の開いたように見えたところまで行くことが出来ました。なにやら、ここから某有名大学を幾つか、見ることが出来るようになっているようです。
受験生のやる気をここで見つける場所のようです。何人かがここで勉強していました。

この建物の16階以上には、宿泊施設があるようでここから上層階には行けませんでした。
お金のある地方から来た受験生だけが入れるようです。でもこんなにまでして貰って、勉強なんかしたくないやと言い出しそうです。私なら・・・・・
お金のない親のひがみかな???
次に最近出来たばかりでまだ入居していない、ガラス張りの今風なビルを見つけたのでこいつも写真を外からパチリとさせて頂きました。

入居はしていないが少し暗くなってきたので自動的に明かりが灯るようになっています。もったいない!!!!
ま、路地が明るくなるから良いことにしよう。

玄関を見たところです。真っ白な空間で清潔そうです。タイルに花柄の模様が入っていました。ここでよく見てみたら、いたる所に今流行のLEDを使ったライティングがされていました。これは私も早晩使用してみたいライティング方法です。なぜなら省エネと長持ちでは今の器具に大きく勝っています。

裏に回って避難バルコニーを見ると、ここは少し構造的に無理をしているようでフラットバーで出来た床が少しヘナヘナしていました。面白いデザインは危険と隣り合わせのぎりぎりを求めます。よって少しはヘナヘナすることを許しますか?

玄関ホールを裏側から見たところです。デザインは北欧的で真っ白、これはこれで良いと思います。
実際にこの建物を使用してみないと解りませんが、ガラスが多いと云う事は、省エネにはつながり難いと思います。最近はこの様なビルデザインがいたる処で見ることが出来ます。このことはエネルギーの消費量を抑えることは出来ません。しかし今の時流にはあっているようです。
私が依頼されらどのようなデザインになる物か解りませんが??
今日はこの辺で終わります。
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Author:堀内秀人建築設計事務所
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