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家つくりのこつ(言葉を知ろう)

家つくりのこつ(言葉を知ろう)「その6」

一向に結論が出ないままこの題で6回めを迎えることになりました。
そろそろ何か結論めいたところに引っ張って行きたいと思います。

なぜ、設計を設計事務所に依頼する必要があるのか?
此処のところが家を作ろうと考えている方には、もう一つ要領を得ない、なぜか?

何度もこの項で言っているように、設計という行為はその家のあり方に、決定的とも言えるほど重要な方向を与ええるからです。

どんな構築物でもしかり、または電気製品などやその他、なんでもがそうである様に、必要なことに対して、どの様な物を作るか、どんな形にするのかを、検討し提案してゆく作業が必要だからです。

即ち設計と言う作業は、その提案が良いかどれだけ素晴しいか、其処が重要なのです。我々には自分で物を作り出す能力は有りません。その代わりあらゆる物を建築化して考える能力はあります。

此処のところが設計だけを業にしている強みです。この力を利用しようとした時には、もう無いも出てこないと言う所まで皆さんは我々を利用するべきです。もちろんその代価は必要になりますが。まさしくこれが設計料です。

やっと此処まで来ました。あと一息です。

我々の仕事は物を売って幾らでは有りません。物を考えて幾らです。
出来るだけ家造りにこだわりのある方は、この方法を利用するのがイチバン良いのです。
そうでない方は出来合いの建て売り住宅でも良いと云う事になります。ちょっと言いすぎですか?

又、ほどほどしか拘りのない方も、設計など必要無いのです。これも言いすぎですか?
しかし、こだわりは無いけれど安心して家に住みたい方はどうすれば良いか?

最近は大きな住宅産業が、発注した家も完成させずに倒産してしまうことも多くあります。
こんな時の安全弁としても設計事務所は役に立つと思います。

結局のところ無知な方は、悪質な住宅産業とも知らず、発注してしまい後の祭りになってしまいます。
こんなことが無いようにする為の保険でもあります。

そうです。我々は建て主の方より業界に詳しいのです。そんな訳で是非設計事務所なるものを理解した上で、ご利用下さることをお願いいたします。

手前味噌が多いのですが、ある程度結論が出たように思います。そうです我々は常に建て主の味方です。どうぞ安心してご依頼ください。

あまり他の方法のことを言いますと問題が多くなりそうです。この辺で今日は終りにします。



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テーマ:良質な情報。 - ジャンル:日記

  1. 2009/06/25(木) 15:00:42 |
  2. 設計の話
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今でも続く構造偽装

今でも続く偽装やミス

少なくても終わってしまった話かと思っていたらまだまだ継続中であるようです。
ちょっと前の話ですが、あるスーパーゼネコンの、超高層マンションや高級マンションでも、鉄筋が抜けていたり、設計図と違った施工がされていたりしています。我々業界の中ではもっとあるぞなどと噂されています。

そこでちょっと疑問になっていますが、大手さんの施工ミスに着いて、何かしらの罰則規定が適用されているのでしょうか?この超高層マンションの設計監理は、超大手の設計事務所が監理していたように聞いていますが、その後どのような行政処置があったのか分かりません。大きなところは何か処分を受けない方法があるのでしょうか?

行政も小さなところなら、その会社をなくしても大きな社会的な影響は確かにありません。しかしながら、処分はどんなところでも公平でなければいけません。どなたか上記の処分がどのようなものであったか知っている方は教えてください。

ミスであるから処分は許されるなら、それも不公平なような気がします。
以前に処分されている事務所がネットサイトに出ていましたが、皆小さなところばかりでした。何を基準に行政処分をしているのか解りませんが、不公平があってはいけません。

この前も船場の吉兆が店を閉めることになりましたがこれなどは同情の余地がありません。
そうは言っても、私などはとても行ける料亭ではありませんが。

社会的にはコンプライアンスなどと言われ法令順守が問われていますが、色々な法令が全てベストな法令だとは思いませんが。

この前も中国の四川で大きな地震がありましたが、あれほどの壊れ方は、しなくて済むようにしなければいけないと考えます。壊れるにしてもぺしゃんこならずに、その為の解決方法はそんなに難しくはナイト思いますが。

まだまだ人類には新しい未知の災害が迫って来るような気がします。その全てに対処して置くわけにはいかないようですが。



施工ミス参考サイト
  1. 2008/06/01(日) 11:32:45 |
  2. 設計の話
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